
人は感情でモノを買う
伊勢隆一郎
フォレスト出版 / 2015-08-18
この本について
集客や発信に向き合っていると、「頑張って書いているのに、なぜか誰にも届かない」とか、「商品について説明しているだけで終わっている気がする」といったモヤモヤが出てきますよね。相手のために書いているつもりなのに、どこか一方通行になってしまう感じ。僕自身もずっとここでつまずいていました。 この本が刺さるのは、テクニックよりも前に「相手の感情が見えていない」という前提を静かに突いてくるところです。出来事ではなく“そのとき相手がどんな気持ちだったのか”を聞くことで、一瞬で空気が変わるという指摘は、自分のコミュニケーションにもそのまま持ち込めました。また、「誰でもいいと思って発信していると、結果的に誰にも届かない」という話も痛いほど心当たりがあります。具体的な誰かを思い浮かべて、その人がどんな場面でつまずき、どんな感情で悩んでいるのかを書いていくと、読み手の反応が変わるんですよね。そして何より、相手に心を開いてもらうには、まずこちらが情けない部分も含めて先に開く。これは勇気がいるけれど、実際にやってみると距離の縮まり方がまったく違いました。 数字よりも、人の気持ちに寄り添う時間のほうが大事なのはわかっているのに、つい後回しにしてしまう人に刺さる一冊だと思います。
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