
スリープ・レボリューション
アリアナ・ハフィントン and 本間 徳子
日経BP / 2016-11-23
この本について
最近、「寝ても疲れが抜けない」とか「本当はもっと眠りたいけど、やることが多すぎる」と感じる人、多いと思います。自分も仕事が立て込むと、睡眠を一番後ろに回しがちで、そのくせ翌日のパフォーマンスが落ちて落ち込む……という流れを何度もやってきました。 『スリープ・レボリューション』を読んで刺さったのは、「自分は怠けているわけじゃなく、ただまともに眠れていないだけなのかもしれない」という視点でした。6時間睡眠を2週間続けるだけで、24時間徹夜と同じレベルまで能力が下がるとか、睡眠不足で実際には起きていない出来事まで“思い出す”ようになるとか、想像以上に日常へ影響が出ている。さらに、女性や働く親など、生活の負荷が大きい人ほど睡眠が後回しにされやすい現実も丁寧に描かれていて、単なる根性論では片づけられないことがよく分かります。 個人的には、運動の時間帯や夕食のタイミングのように、今の生活にすぐ組み込めそうな改善点がはっきり示されているのもありがたかったです。頑張る前に、まず“眠り方”を直すほうが効くのでは? と思わせてくれます。 忙しいのにずっと頭が重い人、頑張っているはずなのに調子が上がらない人には、けっこう深く刺さる本だと思います。
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