
仕事の基礎力
田中 耕比古
すばる舎 / 2016-11
この本について
仕事をしていると、「言われたことはやってるはずなのに、なぜか後手に回る」「上司の求めているものがどこかズレる」「タスクをこなしているのに自分の成長が見えない」…そんなモヤモヤが積み重なる瞬間があると思います。僕自身、この“なんとなく噛み合わない感じ”に長く悩んでいました。 『仕事の基礎力』(田中耕比古)は、この噛み合わなさの正体を、具体的な行動レベルで示してくれる本です。特に刺さったのは、仕事を始める前に「どの順番で、何をすれば、目的地に届くのか」を先に決めるという姿勢でした。思いつきではなく、プロセスを言語化してから動く。これだけで、後手に回る場面が明らかに減ります。また、資料作成やメールのような日々の業務も、「相手が聞きたい順序」で組み立て直すだけで、全体がスムーズに回り出す感覚があります。さらに、できたことだけでなく「課題」「成果」「成長」の3点で振り返ることで、仕事の再現性が少しずつ積み上がっていくのも実感しやすいと思います。 誰かの中にある“正解”を探し回る働き方から抜け出して、自分で考え、自分で決める。それを現実的なレベルで教えてくれる一冊です。特に、同じ失敗を繰り返している気がする人、自律的に働きたいのに方法が分からない人に刺さると思います。
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