
子どもの頃から哲学者
苫野一徳
この本について
人と関わる時、「自分ってここにいていいのかな」という不安がふっと出てくることがあります。誰かに認められたい気持ちを否定したくなる一方で、放っておくと逆にしんどくなる。強がるでも、迎合するでもない第三の道があるはずなのに、うまく掴めないまま日々が流れていく。僕もけっこう長くここで迷っていました。 『子どもの頃から哲学者』は、そのモヤモヤに正面から触れてくれる本でした。たとえば、多くの人が抱える「承認されたい気持ち」を無理に隠さなくていいと認めつつ、じゃあどう折り合いをつけるのかを丁寧に考えてくれる。自分だけの正しさを普遍化して安心しようとする“心の法則”の話も、思い当たる場面がありすぎて苦笑いしました。また、「不幸は欲望と能力のギャップから生まれる」という視点は、落ち込んだ時にどこを見直せばいいのかを静かに示してくれます。そして極端に聞こえるかもしれませんが、絶望している時に必要なのは“可能性そのもの”だというくだりは、重たい心に少しだけ空気を通してくれる感じがありました。 人に振り回されたくないけれど、ひとりで完結するのも無理がある。その間で揺れている人には特に刺さると思います。自分の内側でずっと言葉にならなかった気持ちを、少し整理してくれる本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要









