
食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門
古谷彰子 and 柴田重信
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2017-07-13
この本について
最近、寝ても疲れが残ったり、食事のタイミングが乱れるだけで一日中リズムが崩れたりしませんか。自分でも「何が悪いんだろう」と思いつつ、根性でなんとかするほどの余力もない。そんなときに、時間の使い方じゃなくて「食べる時間」や「光の浴び方」そのものが体内時計に直結していると知ると、ちょっと視界が開けます。 この本が面白いのは、決して難しい理論の話ではなく、日常の“微調整”で体が変わるところです。例えば、朝の太陽の光のほうが食事よりも強く時計をリセットする、とか、朝は高GI、夜は低GIのほうが体が整う、とか、実験データを前提にしているのに行動に落とし込みやすいんです。時差ボケ対策で「機内食を反射的に食べない」など、ちょっとした癖を変えるだけで結果が変わる話も多くて、読んでいるうちに生活の細部を見直したくなります。 年齢とともにメラトニンが減っていくという現実も書かれていますが、だからこそ昼の光と夜の暗さをどう扱うかで睡眠の質を守れる、という救いもある。大きな目標より、まず今日のタイミングを整えたい人に刺さる本です。日々の調子が揺れがちな自分には、ちょうどいい“現実的なテコ入れ”になりました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの48%が集中しています。
読書の順序
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