
悩める日本人 「人生案内」に見る現代社会の姿
山田昌弘
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2017-08-11
この本について
人間関係でも仕事でも、「全員が納得しないと動けない感じ」にモヤっとすることってありませんか。誰かが嫌がったらそこでストップ。空気を読んで、自分の気持ちを後回しにする。そういう場面が続くと、何が正しいのかよりも、「どう立ち回れば怒られないか」ばかり考えてしまいます。僕自身、そこでよく足が止まります。 この本を読んでおもしろかったのは、そうした“日本の空気”の正体を、社会学としてちゃんと説明してくれるのに、そこで終わらないところです。制度や慣習がすぐ変わらない前提で、「じゃあ個人としてどう選ぶのが現実的なのか」を示してくれる。きれいごとじゃなく、いま自分が立っている場所で動くための視点をくれる感じです。恋愛の相談についての、「恋愛は論じるものではなく、するもの」という引用もまさにそれで、理屈や背景を理解しつつ、最終的には“自分が決めるしかない”という現実にそっと戻してくれます。 全体として、社会の構造と個人の悩みのあいだで立ち往生しがちな人にとって、過度に背中を押しすぎない距離感がちょうどいいと思います。僕は「みんなの了承待ちで止まりがちなタイプ」には特に刺さる一冊だと感じました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





