
はてしない物語 下 (岩波少年文庫)
ミヒャエル・エンデ, 上田 真而子, and 佐藤 真理子
岩波書店 / 2000-06-16
この本について
仕事でも生活でも、「次こそは変わりたい」と言いながら、実際にはどこにも動けていない感じってありませんか。私もよくそこで足が止まります。やらなきゃと思うほど焦りが出て、逆に視野が狭くなるあの感じです。 『はてしない物語 下』を読んでいると、その“進めなさ”の裏にあるものが少し整理されていきました。たとえば、ほんとうの変化は草が伸びるみたいに静かでゆっくりだという視点。変わろうと気負う前に、そんな時間の流れを一度思い出させてくれます。そして「今の場所を離れたい」と思うだけでは動けなくて、「どこへ行きたいのか」という願いが必要だという一文。これは日常の小さな選択にもそのまま当てはまって、行き先を言葉にしてみるだけで気持ちの向きが変わるのを感じました。 もうひとつ大事だと思ったのは、エンデが語っていた“目的のない遊び”の話です。大人になると、何をするにも理由が必要になりがちですが、あえて無心で没頭できる行為に身を置くと、逆に動き出すきっかけが見えてくる。私の場合は、散歩でも本でも「意味づけしない時間」を少し戻してみると、行きたい方向が勝手に浮かんできました。 迷っている最中の人ほど、この本の静かな言葉は効いてきます。特に「動きたいのに動けない理由が自分でもよく分からない」と感じている人には、そっと灯りを置いてくれる物語だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





