
子どもの頭がグンと良くなる!国語の力
出口 汪 and 設樂みな子
この本について
子どもの考える力を育てたいのに、ついこちらが先回りして答えを用意してしまうことってありませんか。わが家でも「まあいいか」と流してしまった結果、あとで自分がモヤモヤすることがよくあります。子どもが何かを主張したとき、本当はそこで一緒に立ち止まれればいいのに、日々の慌ただしさでつい逃しがちなんですよね。 この本は、その「立ち止まる場面」をどう作るかがとても具体的です。たとえば、子どもの「なぜ?」を雑に扱わず、一緒に考える姿勢を見せること。あるいは、こちらがあえて反対意見を出してみて、子どもに理由を口にさせること。どれも特別な教材はいらなくて、日常の会話の中だけでできる工夫ばかりです。親が論理的に話すことで、子どもも自然と筋道を立てて考えるようになっていく、という視点は自分には抜け落ちていたところでした。 読みながら感じたのは、「教える」というよりも、親子で会話の質を少しずつ変えていくイメージに近いということです。反抗期の距離感について触れられているのも現実的で、理想論だけで語られていないのが救いでした。子どもとどう向き合えばいいのか揺れる人には、ひとつの支えになると思います。 こんな人に刺さるはずです。子どもの“考える力”を伸ばしたいけれど、何から手をつければいいか分からない親。
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