
ヒトは、こんなことで死んでしまうのか
上野正彦
この本について
ふだん生活していると、「人ってどんなことで命を落としてしまうんだろう」と一度は考えるのに、具体的なことはよく分からないまま放置してしまうことが多い気がします。怖い興味というか、知りたいようで直視したくないような、あの感じです。僕も同じで、ネットの断片的な情報では余計に不安になるタイプでした。 この本は、そのモヤモヤを変に煽らず、淡々と「人の身体がどういう仕組みで限界を迎えるのか」を説明してくれます。たとえば、首を圧迫したときに先に止まるのは呼吸ではなく神経や血流だとか、喉に小さな欠片が入っただけでショックが起きうるとか、漠然と“怖い”ではなく“どうしてそうなるのか”まで踏み込んでくれる。電気事故や窒息、毒物などの話も、事件の描写ではなく身体の反応を軸に語られるので、必要以上に感情を揺さぶられずに読めました。 読んでいて思ったのは、死の話というより「自分の体がどんなふうに守られ、どんなときに脆くなるのか」を知る本なんですよね。救急の場面を想像できたり、ニュースの“原因不明”が少しだけ具体的に理解できたり、世界の見え方が一段深くなる感覚があります。冷静に事実を知りたい人に向いていると思います。 特に、「怖さの正体を言語化できないまま抱えている人」に刺さる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの55%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





