
新版「願いごと手帖」のつくり方
ももせ いづみ
この本について
やりたいことはあるのに、手帳に書くと急に「タスク感」が出て重くなることってありませんか。私もよくあって、気づけば“できていない自分”ばかり数えてしまう時期が長かったんですが、この本はその感覚をやわらげてくれました。願いごとを「棚ぼた式」で書くとか、かなった割合を10%から評価していいとか、こういう“ゆるい基準”が思った以上に心の余白をつくってくれるんです。 特に響いたのは、願いを具体的にイメージできる形にする工夫がたくさん紹介されているところでした。たとえば「たばこをやめる」じゃなくて「気づいたら深呼吸している自分」を書く、といった具合に、行動よりも“その瞬間にどんな気持ちでいるか”まで想像できるようにする。これがあると、努力というより自然にそちらへ流れていく感覚が生まれるんですよね。あとは、他人への願いも書いていいという視点。自分の願いと人の幸せがつながっている感覚は、わりと救われます。 書いた瞬間に人生が劇的に変わる、みたいな本ではないけれど、自分の中にある力の使い方を少し調整するための“手触りのある方法”がほしい人にはしっくりくると思います。小さくでも動きたいけど、今はあまり頑張れない、そんな人に静かに効いてくる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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