
やる気があふれて、止まらない。 究極のモチベーションをあやつる36の習慣 (きずな出版)
早川 勝
PHP研究所 / 2017-10-20
この本について
最近、仕事中にふと現実逃避してしまったり、逆にオフの時間なのに仕事の不安が頭から離れなかったりしませんか。自分でも「なんか悪循環に入ってるな」と分かっているのに、どう切り替えたらいいのか掴めないまま、ただ焦りだけが増えていくあの感じ。正直、僕もよく迷います。 この本が面白いのは、「やる気を出す方法」よりも、その前の“認識のズレ”にまず手を入れてくれるところです。たとえば、サボってしまった自分を責めるんじゃなくて「いま本気で休んでいる」と認識を置き換える視点。逆に、働いているのか逃げているのか曖昧な状態は一番危険だ、とズバッと言ってくれるあたりも刺さりました。さらに、やる気が湧くのは行動した“あと”にしか起きないという、身も蓋もないけど現実的な指摘が、変に力んでいた肩の力を抜いてくれました。 全体として、神秘的なモチベ論ではなく、「疲れたら休む」「責任を外に置かない」「小さく動く」といった、地に足のついた行動に落とし込めるのが読みやすいところです。特に、自分でも気づかないうちに「○○のせい病」になっていないかのチェックは、耳が痛いけれど、前に進むきっかけになります。 自分のやる気がどこで途切れているのか見直したい人にとって、ちょうどいい鏡になる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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