
マネタイズ戦略――顧客価値提案にイノベーションを起こす新しい発想
川上昌直
ダイヤモンド社 / 2017-12-06
この本について
「良いプロダクトを作っているのに、なぜかお金につながらない」。仕事でも副業でも、こういうモヤモヤってありますよね。僕自身、価値提供と収益化が頭の中で分離していて、どこでどう“お金をいただく意味づけ”をすればいいのか迷うことが多かったです。 この本が面白いのは、マネタイズをテクニックとして扱わず、必ず「顧客の自分事化」とセットで語るところ。読者の多くが保存していたのも、Netflix のリモコンボタンの話だったり、デアゴスティーニの“習慣を買ってもらう”構造だったりと、「お金の取り方」よりも「なぜその形が顧客に受け入れられたのか」という視点だと思います。価値提案とマネタイズが噛み合った瞬間って、確かにこういう形なんだよなと腹落ちするんですよね。 特に刺さったのは、顧客が本当に判断しているのは価格そのものではなく、自分の用事がどれだけ片づくかという視点や、マネタイズを強くするポイントでは必ず顧客接点も強化しなければならない、という現実的な指摘です。値付けで悩むとき、つい数字だけをいじってしまう自分には、かなり効きました。 「プロダクトの価値と収益の仕組みをどう結びつければいいか迷っている人」に静かに刺さる本だと思います。
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多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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