
計算ずくで目標達成する本
伊庭 正康
すばる舎 / 2019-05
この本について
目標って、立てたときは前向きなのに、気づけば「できる範囲のこと」しかやっていなかったり、そもそも数字を意識しなくなっていたりしませんか。自分でも驚くほど、日々の忙しさに押し流されていくんですよね。僕もよくあります。 この本が効くのは、「気合いで走り切れない人」に向けて、もっと現実的なやり方を提示してくれるところです。たとえば、逆算の仕方がとにかく具体的で、四半期の目標から足りない数字を割り出し、それを埋める“ピース”を事前に設計するという考え方。行動する前にここまで詰めておくと、無駄打ちが減り、迷子にもなりにくいんです。また、週単位で振り返る習慣の話もすごく刺さりました。振り返りの頻度が少ないと目標を忘れる、というデータまで出していて、僕自身「そりゃそうだよな…」と妙に納得しました。 個人的にいちばん背中を押されたのは、「習慣の落とし穴」の指摘です。やりやすいことばかりやっていても、値打ちは上がらない。少し難しい領域に手を伸ばす人だけが、20%に入って追い風をつかむ。この視点は、明日からの仕事の組み立て方を変えてくれました。 「やっているはずなのに伸びない」「結局、感覚で動いてしまう」という人に、特にしっくりくる本だと思います。僕もまだ試行錯誤中ですが、数字の扱い方に“温度”がついた感覚があります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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