
気持ちよく「はい」がもらえる会話力
谷原誠
文響社 / 2017-11-29
この本について
仕事でもプライベートでも、こちらは丁寧に話しているつもりなのに、相手がなぜか構えてしまう。こちらの意図が伝わらず、気まずさだけが残ってしまう。そんな経験、僕も何度もあります。強く出たくはないし、かといって譲歩し続けるのもしんどい。その間でずっと迷っていました。 この本が少し違ったのは、「どう言えば相手がイエスと言うか」という小手先よりも、「そもそも相手は何に困っているのか」「自分の思い込みで話を進めてないか」という前提のところを丁寧に扱ってくれた点でした。感情的な言葉を一度理性のレベルに落とし込んで、話し合いができる状態をつくること。要求同士をぶつけるのではなく、その裏にある目的を掘り起こしていくこと。そして、イエスをもらった後の“フォロー”まで含めて会話だと考えること。どれも耳が痛いけれど、実際にやってみると空気が変わるのを感じました。 相手をねじ伏せるのではなく、相手が自分で決めたと思える流れをつくる。こちらも冷静でいられるし、関係も荒れない。この本は、そんな会話を目指したい人にちょうどいいです。特に「説明すればわかってもらえるはず」と思いながら、いつもどこかでつまずいてしまう人には刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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