
「良い質問」をする技術
粟津 恭一郎
ダイヤモンド社 / 2016-09-29
この本について
仕事でも日常でも、相手と話しているはずなのに「結局なにを分かち合えたんだろう…」と感じることがあります。こちらは丁寧に接しているつもりでも、相手の芯に触れていない気がする。逆に、自分の中のモヤモヤも言語化しきれず、表面的なやり取りだけが積み上がっていく。僕もずっとこのあたりでつまずいていました。 この本が少し効いたのは、「質問って、相手を動かす前に自分の姿勢が全部出るんだよ」という現実を突きつけてくれたところです。相手の言葉の裏にある思いにちゃんと向き合うこと。立場ではなく「私」を主語にして返すこと。そして、相手がよく使う言葉の“逆側”をあえて聞いてみること。どれもテクニックというより、日々の会話をちょっとだけ丁寧にする行為に近いんですが、その積み重ねで関係性の深さがまるで変わってきます。自分に向ける質問の質も同じで、「やりたいこと」を探すより「絶対にやりたくないこと」から整理したほうが輪郭がはっきりするのは、読んでいて妙に腑に落ちました。 やり取りがうまく噛み合わないとき、相手のせいにする前に「自分の質問がどんな空気を生んでいたか」を振り返りたい人には、静かに効く一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
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