
ポスト平成のキャリア戦略 (NewsPicks Book)
塩野誠 and 佐々木紀彦
幻冬舎 / 2017-12-26
この本について
最近、「自分のキャリアってこのままでいいのか」とか、「変化が速すぎて、何に備えればいいのか分からない」という相談をよく受けます。正直、僕自身も同じようにぐらつくことが多いのですが、この本はその迷いの“正体”を少し言語化してくれました。 特に刺さったのは、今の日本が「まったり期」に入り、事業を創れる人が極端に少なくなっているという指摘です。自分がモヤモヤしていたのは能力の問題ではなく、環境そのものが非連続な変化に対応できていないせいかもしれない、と腹落ちしました。また、「当事者意識は想像力の問題」という話も痛いほどわかるところで、ニュースを眺めているだけでは自分の人生とつながらない理由が見えてきます。 もうひとつ、この本が面白いのは“器用さ”や“やりきる感”といった、スキルに言語化しづらい部分を丁寧に扱っている点です。偏差値やITスキルよりも、変化に耐えるタフネスやリシャッフルできる柔軟さが問われる時代に、自分がどこを鍛えるべきかが少し具体的になります。 過度に希望を煽るタイプではないけれど、今の働き方に閉塞感や停滞感を抱えている人には静かに効く本だと思います。特に、「自分のキャリアを一度リセットして考えたい」と感じている人にはしっくりくるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
読書の順序
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