
実学入門 経営がみえる会計(第4版)--目指せ!キャッシュフロー経営 (日本経済新聞出版)
田中靖浩
この本について
なんとなく決算書を眺めていても、「で、結局うちの課題って何なんだろう…」みたいなモヤモヤが残ることってありませんか。利益は出ているのに手元のキャッシュは減っていくとか、在庫が膨らんでいるのに危機感が薄いとか。数字を見ているつもりなのに、どこから手をつければいいのか判断できないあの感覚、すごくわかります。 この本は、まさにその“判断のよりどころ”を会計の視点から作り直してくれる一冊でした。たとえば「会社を滅ぼす危険は倉庫に潜んでいる」という指摘は、売上や利益ばかり追って在庫の重さに気づけていなかった自分にはかなり刺さりましたし、「少ない資産で大きく稼ぐ」という投資効率の視点は、ROAの数字の裏で何が起きているかを具体的に考えるきっかけになります。さらに、管理会計が“ブラックボックスを開ける作業”だと捉えると、日々の判断をカン頼りではなく理由のある選択に変えていける感覚があります。 読み進めるほど、「決算書は点数表ではなく、経営の変化を読むための地図なんだな」と思えてきます。利益、財務体質、キャッシュフローという三つの課題をどう扱うべきかが腹落ちするので、目先の値下げや投資判断に悩んでいるときほど効く内容です。 数字に苦手意識があっても、「結局どう読み、どう動くべきか」を知りたい人には特に刺さると思います。僕自身まだ迷う日ばかりですが、この本のおかげで数字を見るときの視点が少しだけクリアになりました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
読書の順序
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