
数字は見るな! 3つの図形でわかる決算書超入門 (日本経済新聞出版)
田中靖浩
日経BP / 2011-12-01
この本について
数字の話になると、急に思考が止まる感じ、けっこうありますよね。決算書を開いてみても「どこを見ればいいのか」「そもそも何が書いてあるのか」が曖昧なまま、なんとなく避けてきた…そんなモヤモヤ、僕もずっと抱えていました。細かいルールを覚えるより、まず“全体の動き”をつかみたいのに、その地図がなかなか手に入らないんですよね。 この本がありがたかったのは、数字を「読む→活かす→作る」という順番で見せてくれるところです。特に、負債と資本で集めたお金が資産に向かって“右から左へ流れる”イメージは、自分の中でずっと曖昧だった仕組みを一気に整理してくれました。さらに、財務会計は過去、管理会計は未来を見るという切り分けも、仕事で迷ったときの判断軸としてそのまま使える感覚があります。数字そのものより「点と線で考える」という視点を持てるだけで、ニュースや会社の数字の見え方がかなり変わりました。 決算書を完璧に読めなくてもいいけれど、せめて“お金がどう動いているか”くらいはつかみたいという人にはぴったりの一冊です。数字に苦手意識がある人ほど、抽象論ではなくこういう「頭の中の座標軸」を渡してくれる本が効くんじゃないかと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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