
かみさまは小学5年生
すみれ
この本について
最近、自分の気持ちがよく分からなくなることが増えてきて、頭では「こうすべき」と思うのに、胸のあたりがずっとざわつく…みたいな感覚ってありませんか。無理に前向きになろうとすると余計しんどくて、でも立ち止まるのも不安で、結局どっちにも進めないまま時間だけが過ぎていく。それに近いモヤモヤを抱えているときに、この本を読んだ人が抜き出していた言葉を眺めていると、なぜここに惹かれるのか少し分かる気がしました。 この本は“特別なメッセージ”というより、子どもの口から出てくる素朴さを借りて、自分の声を聞き直すきっかけをくれるんですよね。嫌な経験が実は自分の「やりたいこと」を覆っている座布団を剥がしてくれる、という比喩は、一度しんどい思いをした人ほど静かに響くと思います。自分の言葉がいちばん強い薬、というのも、周りの評価に振り回されて自己否定が増えてしまった人には、過度に励まされるより効く。さらに「信じ方も認め方も、人によって違うから自分で覚えるしかない」という視点は、正解探しに疲れたときの小さな救いになります。 派手ではないけれど、急がずに自分を立て直したい人にはちょうどいい距離感の本です。とくに、「自分の気持ちの扱い方がずっと分からないまま大人になってしまった気がする人」に、じわっと刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
読書の順序
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