また、同じ夢を見ていた

また、同じ夢を見ていた

住野よる

双葉社 / 201809

累計読者数14
平均ハイライト数 7.6件/人
推定読了時間 約3時間41分
star総合評価 45/100
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この本について

最近、うまくいかない日が続くと「大人ってどうやって気持ちを整えてるんだろう」とか、「昔より余白がなくなったな」と感じることが増えませんか。私も同じで、目の前のことに追われていると、子どもの頃みたいに素直に喜んだり落ち込んだりする感覚をどこかに置いてきた気がするんです。そんな時に読んだのが『また、同じ夢を見ていた』でした。 この本に出てくる言葉って、きれいごとじゃなくて、日常の中で何度も思い出せる温度をしているんですよね。たとえば「悲しい思い出は消せないけれど、いい思い出を上書きできる」とか、「甘いところだけ食べたっていい」というような、無理に強くならなくても前に進める考え方がそっと置かれている。あるいは、自分のことを理解してくれる相手が一人いるだけで、世界の見え方が変わるという実感も、この物語では丁寧に拾われています。どれも、明日を少しだけ軽くしてくれる視点でした。 大きな目標とか、劇的な変化じゃなくていい。ただ、生きていく中で溜まっていく黒い気持ちを、白に裏返してくれる一言がほしい人に、この本はそっと寄り添うと思います。今の自分を立て直すきっかけがほしい時、物語という形で気持ちを整えたい時に、ちょうどいい距離感で手を貸してくれる一冊です。こんな人に刺さるのは、静かに自分の感情を取り戻したいと思っている人だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

大切な事に気づけたら、世界はもう一度動き出す。 「君の膵臓をたべたい」の黄金コンビが贈るコミカライズ第2弾。 学校に友達がいない少女・奈ノ花が出会ったのは、手首に傷がある「南さん」、とても格好いい「アバズレさん」、一人暮らしの「おばあちゃん」、それに尻尾の短い「彼女」でした。きっと誰にでも「やり直したい」ことがある…。 ベストセラーの感動をそのままコミックに!
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