
最強の栄養療法「オーソモレキュラー」入門 (光文社新書)
溝口 徹
この本について
最近、妙にイライラしやすかったり、甘いものがやめられなかったり、「自分の意思が弱いだけなのか…」と落ち込むことがあると思います。僕もずっとそうでした。でも、この本を読むと、気分や食欲のブレって、性格よりも“栄養の使われ方”に左右されている場面が意外と多いんだと気づかされます。 特に刺さったのは、血糖値の乱降下と集中力・メンタルの関係です。甘いものを食べた後のイライラや倦怠感は、意思ではなく生理的な反動。タンパク質不足や副腎の疲れが重なると、余計に血糖の波が激しくなるという指摘は、思い当たる人が多いはずです。さらに、ビタミンB群が不足すると集中が切れやすくなったり不安定になったりするという話も、自分の仕事のリズムを振り返ると納得感がありました。 もうひとつ面白いのは、栄養を“足す”ことで思考や感情のバランスが整いやすくなるという視点です。ナイアシンや鉄の状態を整えると脳の生合成が安定し、必要なときに集中できて、休むときはちゃんと緩む。劇的な人生逆転ではなく、日常のブレ幅を少しずつ縮めるための実践が多く語られています。 自分の不調が「気のせい」だと思い込みがちな人ほど、この本は視点を変えるきっかけになります。特に、仕事のパフォーマンスやメンタルの波に悩んでいる人には、かなり刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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