
個人情報保護法の知識〈第4版〉 (日本経済新聞出版)
岡村久道
日経BP / 2017-05-15
この本について
個人情報の扱いって、仕事で触れるたびに「これってどこまで気を付ければいいんだろう…」と曖昧なまま進めてしまうことが多いんですよね。法律の文言は知っていても、実際の現場でどう判断するかとなると急に自信がなくなる、あの感じです。僕も同じで、特に“どこからが個人情報になるのか”や“立場によって判断が変わる”という部分で何度も迷ってきました。 この本は、そういう宙ぶらりんな感覚を少しずつ地に足のついた理解に変えてくれました。たとえば、通信ログや顧客番号が「誰にとって個人情報なのか」で扱いが変わる、という説明は、日々の実務の判断にそのまま使えます。また、個人情報保護法が“権利を守る”だけでなく“有用性も確保する”という両側面を持っているという話は、必要以上に萎縮しないための支えにもなりました。さらに、近年の改正が何を背景に起きているのかが丁寧に書かれていて、単なるルールの暗記ではなく、筋の通った理解が積み上がっていきます。 法律書ではあるものの、現場で判断を迫られる人の視点に近く、「結局どう考えればいいのか」というモヤモヤを静かに晴らしてくれる本でした。特に、情報管理を担当しながらも法務ほど専門知識がない人には、じんわり効く内容だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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