
夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神
水野敬也
文響社 / 2020-07-09
この本について
人間関係でちょっとした一言にイラっとしたり、誰かの欠点が気になって距離を取りたくなったり。頭では「受け入れなきゃ」と思うのに、心がついてこないときってありますよね。僕自身、無理やり「良い人」であろうとしてしんどくなるタイプなので、読者さんが保存していた抜粋を見て「そこ刺さるよな…」と静かにうなずいてました。 この『夢をかなえるゾウ4』は、いわゆる“前向きになろう”みたいな本ではなくて、「完璧を求めすぎることで逆に苦しくなる」という、ごまかしようのない現実に向き合わせてくれます。人を嫌いになる瞬間の自分の反応をどう扱えばいいのかとか、頑張れない自分を責めすぎてしまうときの視点の変え方とか、日常の小さなつまずきにそのまま効いてくる言葉が多いんですよね。特に「相手を完全に否定しようとすると結局は自分が苦しくなる」という話は、職場でも家庭でも思い当たる場面がありました。 さらにこの巻では、“死”をテーマにしながら、逆に「じゃあ今をどう選ぶか」まで踏み込んでくれるのが特徴で、判断に迷ったときに自分の本心と向き合う感覚が少しだけ掴めます。大げさな答えじゃなくて、具体的に「場所を変えてみる」「相手の背景を想像する」といった、今日から試せそうなヒントが散りばめられているのも救いでした。 人間関係や仕事で「完璧を求めて苦しくなりがちな人」には、静かに効いてくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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