
「すぐやる人」の神・習慣術 増補版
ayaka、米山彩香
この本について
後回しにしているつもりはないのに、気づいたら状況が悪化していて「なんであの時やらなかったんだろう…」と自己嫌悪になる日ってありますよね。僕もそうで、仕事でも生活でも、気持ちが重くなるほど手が止まってしまう時があります。やる気がないというより、“どう始めればいいか分からないまま時間だけが過ぎる”あの感じです。 この本は、そんな状態から抜け出すための小さな工夫を、かなり現実的な目線で示してくれます。たとえば「残り時間ではなく取り掛かる時間を決める」にしても、「全部自分でやろうとしない」にしても、言われてみれば確かにそうだよな…と思えるレベルの話なのに、日常では意外とできていないところを突いてきます。面倒な作業の前で笑顔を作ってから触ってみる、という一見ゆるい方法も、試してみると本当に気分の腰が軽くなるのが不思議でした。 もうひとつ個人的に良かったのは、相手の行動力を高めるための視点です。指示を出す前に相手の気持ちや得意を聞く、認める。これをやるだけで、人に動いてもらうストレスがだいぶ減りました。自分をオープンにすることが結果的に周囲の協力を引き出す、という流れも腑に落ちます。 「気分に振り回されるんじゃなくて、気分を選べるようになりたい人」には刺さる一冊だと思います。大げさな努力ではなく、日々のちょっとした“準備”で行動のハードルを下げたい人には、かなりしっくりくるはずです。
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