
心のざわざわ・イライラを消すがんばりすぎない休み方 すき間時間で始めるマインドフルネス
荻野淳也
文響社 / 2018-07
この本について
予定が詰まりすぎた日や、人にイラッとしてしまった瞬間って、あとから「なんであんな反応したんだろ…」と自己嫌悪に落ちがちですよね。物理的には抜け出せなくても、心のほうはどうにかしたい。でも深呼吸しようにも、その余裕がそもそもない。僕自身、ずっとそんな繰り返しでした。 この本が助けてくれたのは、「反応を選べる」という視点でした。たとえば満員電車で押されたとき、“怒らない”と頑張るんじゃなくて、「あ、いまイラっとしたな」と気づくだけでいい。その“気づき”が、勝手に暴走する心のブレーキになってくれる感覚があります。相手に同意できなくても、相手が抱えている感情そのものは受け取れる、という共感の捉え方も、現場でかなり効きました。会議中に呼吸を整えて場を落ち着かせたり、次の予定に向かう前に数分だけ意識をリセットしたり、行動レベルでの変化が生まれます。 大げさな修行ではなく、エレベーターの数十秒や寝る前の5分でできるやり方ばかりなので、忙しい人でも取り入れやすいと思います。がんばる癖は抜けない前提で、その中で心の余白をどうつくるかを教えてくれる本です。 特に「気づいたらいつも疲れてる」「反応で後悔することが多い」という人には、静かに効く一冊です。
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