
自分を休ませる練習 しなやかに生きるためのマインドフルネス
矢作直樹
文響社 / 2017-10-20
この本について
最近、頭では「休みたい」と思っているのに、体も心もずっと構えたままの感じが続くことが多くて。家事しながらも、歩きながらも、どこかで次のタスクのことを考えてしまう。そんなときって、「ちゃんとしていないといけない」という無意識の緊張が抜けていないんですよね。 この本は、その張りつめ方を無理に変えようとするのではなく、「今この瞬間」に意識を戻す練習を、日常の動作レベルで示してくれます。ドアを静かに閉める、食器をそっと置く、歩くときの足音を意識する。大げさな瞑想ではなく、日常に溶け込むようなマインドフルネスが中心です。読者の方が抜き書きしていた「抽出力」の話も印象的で、自分が取り込みたいものだけを選べるようになると、不思議と疲れが減るんですよね。また、「信頼はしても、期待はしない」という姿勢は、人間関係で消耗しやすい人ほど救われる部分だと思います。 私自身、忙しい日ほど視野が狭くなりがちで、結果を求めすぎて苦しくなるのですが、「今の連続が未来」という考え方に触れると、少し肩の力が抜けます。未来のために頑張るのではなく、今をきちんと感じることで未来が整っていく、そんな位置づけの一冊です。 タスクに追われがちで「気づいたら一日が終わっている」タイプの人には、特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
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