
100円のコーラを1000円で売る方法 (中経の文庫)
永井孝尚
KADOKAWA / 2025-04-22
この本について
仕事で企画を考えるとき、「お客さんの言うとおりに作ってるのに、なぜか刺さらない…」みたいなモヤモヤってありませんか。自分なりにニーズを拾っているつもりなのに、手応えが薄い。市場も成熟しているし、どこで差をつければいいのか分からない。僕もずっとこのあたりで迷っていました。 この本を読んで少し視点が変わったのは、「顧客満足は、感じた価値から事前期待値を引いたもの」という当たり前だけど見落としがちな式を、物語の中で何度も突きつけられたことでした。お客さんの声をそのまま鵜呑みにするのではなく、どんな“あるべき姿”をこちらが提案できるのか。成熟市場だからこそ、ニーズを徹底的に絞ると差別化の余地が見えてくること。頭では知っていたつもりでも、具体的な売り方の違いを追体験すると腹落ちしやすいです。 特に、プロダクトセリングとバリューセリングの対比は、自分の仕事でも「あ、ここでつまずいてたんだな」と気づくきっかけになりました。全部の顧客を取りにいくのではなく、リスクを取ってでも採用しようとしてくれる見込み客をどう見極めるか。これができるだけで、無駄な迷走がかなり減ります。 今のやり方に自信が持てないまま提案を重ねている人や、「なんとなく横並びから抜け出せない」と感じている人には、静かに効いてくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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