
対立の世紀 グローバリズムの破綻 (日本経済新聞出版)
イアン・ブレマー and 奥村準
日経BP / 2018-06-13
この本について
最近、同じニュースを見ているはずなのに、人と話すと「まったく別の世界を生きている?」と感じることが増えました。自分がどこに立っているのか、社会がどこへ向かっているのか、なんとなくつかみにくいまま日々が進んでいくあの感覚です。情報が細かく分断され、互いの前提がズレていく中で、何に不安を覚えているのかすら曖昧になる瞬間があります。 『対立の世紀』は、そういうモヤモヤに正面から向き合う本でした。特に響いたのは、フィルター・バブルやアルゴリズムによって、気づかないうちに「自己完結の島」に閉じこもってしまうという指摘で、自分の情報環境を一段引いて見られるようになります。また、グローバル化の影の部分として取り残された労働者や地域の視点が丁寧に描かれていて、単に「対立が増えた」ではなく、なぜ人々が不安と怒りを抱えるようになったのかがつながっていきます。さらに、各国の社会契約が揺らぐ理由が具体例とともに示されていて、世界のニュースを読むときの解像度が一段上がる感じがありました。 「社会の分断って言われるけど、実際どこがどう動いているのか知りたい」という人に刺さると思います。大きな話をしているようでいて、じつは自分の日常にも地続きになっていることがわかる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




