
ユニクロ 柳井正最後の破壊(週刊ダイヤモンド特集BOOKS Vol.328)
新井 美江子、大矢 博之、深澤 献、松本 裕樹
ダイヤモンド社 / 2018-06-28
この本について
仕事で「正解が分からないまま走り続ける感じ」、けっこうありますよね。特にチームの意思決定や、現場の情報をどう扱うかで迷う人は多いと思います。僕も、自分のやり方が時代に合っているのか不安になることがあります。 この本は、ユニクロとZARAという全然ちがう哲学を持つ企業の“現場の動き方”がかなり生々しく書かれていて、読みながら自分の仕事のクセが浮き彫りになる感じがありました。例えば、ユニクロが「大量生産で高品質と低価格を両立させるために、世界中のオペレーションをどう安定させているのか」とか、逆にZARAが「客が試着したけれど買わなかった商品を最重要の情報として扱い、シーズン途中でも即修正する仕組み」とか。どちらも華やかさより“仕組みを回すための地味な判断”が中心で、そこが妙にリアルです。 もう一つ刺さったのは、海外展開の話。地域ごとに合わせつつ全体の統一も求められる、その矛盾に耐えながら経営していく難しさ。これは個人の働き方にも似ていて、会社の方針と自分のやり方のバランスに悩むときのヒントになると思います。 派手な成功談ではなく、「こういう葛藤の上に今のユニクロがあるんだな」と落ち着いて読める本です。自分の判断軸を一度見直したい人に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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