
これからの時代のお金に強い人、弱い人
サチン・チョードリー
フォレスト出版 / 2018-07-18
この本について
お金のことを考えるときって、「自分は何がわかっていないんだろう」とか「やってみたい気持ちはあるのに、間違えそうで怖い」といったモヤモヤがつきまといますよね。僕も投資や仕事のことで迷ったとき、つい環境のせいにしたくなる瞬間があります。でも実際には、日々の小さな判断の積み重ねで、お金との距離がじわっと変わっていくんだと思わされました。 この本が面白いのは、難しい金融理論よりも、自分の行動や視点をどう整えるかに重心を置いているところです。たとえば「お金に強い人は先に貯蓄額を決める」という話は、実生活でのひっかかり方がとてもリアルですし、「まず10分だけやってみる」という姿勢は、お金というより習慣づくりの話としても腑に落ちます。さらに、著者は“自分が理解できるものに投資する”という姿勢を徹底していて、バフェットの例も含めて、投資が急に「遠い世界の専門技術」ではなく「自分の体験とつながる営み」に感じられました。 読んでいて、自分がお金の話になると急に守りに入る理由が少しわかった気がします。リスクは現実にあるけれど、実は日常にもリスクだらけで、それでも僕たちは車に乗ったり飛行機に乗ったりしている。だったらお金だけ特別扱いしなくてもいいのかもしれません。自分のペースで少しずつ増やしていく、そんな当たり前の感覚を取り戻させてくれる本でした。 こんな人に刺さると思います。お金を学びたい気持ちはあるのに、何から手をつければいいのかわからず、ずっと足踏みしているように感じている人。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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