政治的に無価値なキミたちへ──早稲田大学政治入門講義コンテンツ

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大田比路

累計読者数15
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star総合評価 54/100
start序盤集中型

この本について

政治の話って、日常のどこかで気になりつつも、ちゃんと向き合うと途端にむずかしく感じませんか。資本主義の中で働きながら「これって本当に自分で選んで生きてると言えるのかな」とか、大学で学ぶ意味すらうまく言語化できなかったり。そんなモヤモヤを抱えつつ、結局ニュースを眺めて終わってしまう。自分もずっとその繰り返しでした。 この本は、そういう“距離の近い疑問”を、専門用語で煙に巻かずに説明してくれます。人権が「自由の量を増やし、苦痛の量を減らすための仕組み」という捉え方は、抽象論ではなく、自分の生活に落とせる視点でしたし、日本の資本主義がどんな価値観を国民に求めてきたのかを踏まえると、自分が何に縛られていたのか少し見えてきます。イデオロギーの話も、難しい左右対立ではなく「自分は何を優先したいのか」を考える材料として扱われていて、押しつけがましくないところが助かりました。 政治に詳しくない人ほど、いま感じている息苦しさの正体を言葉にできる一冊だと思います。特に「社会の仕組みを前提として受け入れすぎている気がする」と感じている人には、ちょうどいい距離感で刺さるはずです。

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