
自分を強くする動じない力―――面白いくらい実力を発揮していく7つの法則
荒谷 卓
この本について
大事な場面になると肩に力が入りすぎたり、頭が真っ白になったり、気持ちを落ち着けようとするほど逆に焦ってしまうことがありませんか。僕も仕事のプレゼン前に同じ状態になりがちで、「結局その瞬間に自分をどう扱えばいいのか」がずっと腹落ちしていませんでした。 この本が面白いのは、精神論ではなく「体の扱い」と「ものの見方」を丁寧に結びつけてくれるところです。たとえば、気が上がっているときは肩が固まるから、いったん力を入れてストンと落とすとか、商談前に丹田をポンと叩いて腹に意識を戻すとか、すぐ試せる動きが多い。そして著者が繰り返し書いているエンドステートの考え方が、緊張の渦の中で方向感覚を取り戻す助けになるんですよね。「今うまく話せているか」ではなく「最終的にどんな状態をつくりたいか」に意識を置き直すだけで、余計な不安が削れていく感覚があります。 読むと、動じないというのは性格の問題ではなく、日常の小さな習慣で育てられる技術なんだとわかります。特に、プレッシャーの場で自分の力を出しづらい人、あるいは本番に弱いまま大人になってしまった感覚がある人には、かなり実用的に刺さるはずです。僕自身、読んでからは「失敗するならいい失敗をしよう」と思えるようになり、無駄な緊張に引っ張られにくくなりました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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