
描くの疑問をすべて解消1: 絵をうまく描けない人のためのデッサンコンプレックス克服編
松永亮
マイナビ出版 / 2018-03-22
この本について
絵を描こうと思っても、いざ紙を前にすると「今日は無理だな」とスケッチブックを閉じたくなる日があります。描けない理由もよく分からないまま、上達しない焦りだけが静かに積もっていく感じ。うまい人のデッサンを見るたびに、自分だけ何か大事な“前提”を知らずにいる気がしていました。 この本が効いたのは、「デッサン=上手い絵を仕上げる作業」ではないとちゃんと腑に落ちたことでした。目に見える形を“そのまま”写すことが目的ではなく、造形を感じ取る力を育てる時間なんだと理解できると、結果よりも観察するプロセスに意識が向きます。さらに、1日5分でいいからとにかく手を動かすという考え方も、構えがちな気持ちをほぐしてくれます。線を2〜3本引くだけで終わってもいい、という許可は、意外なくらい日々の継続につながります。 そして何より、テクニックは外から“教わる答え”ではなく、自分で描きながら見つけていくものだという姿勢。これは描くことが怖くなっていた自分にはかなり救いでした。未熟さをごまかさず、それでも続ける人の背景には重みがあるという言葉も、静かに背中を押してくれます。 「描いても描いても、何が正しいのか分からない」と感じている人に刺さる一冊です。自信より先に習慣を作りたい人には、特にしっくりくると思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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