
知りたくないではすまされない ニュースの裏側を見抜くためにこれだけは学んでおきたいこと
江崎 道朗
この本について
国際ニュースを見ていて、「結局どこまで本気なんだろう…?」とモヤモヤすることが増えました。アメリカの発言ひとつで安心したり不安になったり、でも実際のところ何を基準に信じればいいのか自分でもよく分からない。そんな状態で情報を追いかけても、表面的な印象に流されてしまうだけなんですよね。 この本を読んで一番刺さったのは、同盟って“情”ではなく“利害”で動くという冷静さでした。アメリカは援助はできても、その国に戦う意志までは渡せないという指摘は、自国の努力が前提になるという現実を突きつけてきます。また、政権の評価をするときはスキャンダルより景気を見るべき、といった視点も、ニュースの見方をかなり落ち着かせてくれました。さらに米軍が「自分で守る気がない国は助けられない」と軍幹部に教えていたという話は、日米関係の“本音”を考えるきっかけになります。 誤解のないように言うと、この本は「危機を煽る類」ではなく、国際政治の仕組みを自分の頭で判断できるようになるための土台をくれる感じです。ニュースを追うと不安だけが増える…そんな人ほど、自分の中に“判断基準”を一本通す手がかりになると思います。自分で考えたいタイプに刺さる一冊です。
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