
「思考」のすごい力 心はいかにして細胞をコントロールするか
ブルース・リプトン and 西尾 香苗
PHP研究所 / 2009-01-19
この本について
最近、自分の気分や体調が「なんか理由は分からないけど乱れる日」が続くことってありませんか。寝ても回復しなかったり、気持ちの持ちようだけでは片づかない感じがあったり。自分の性質なのか、環境なのか、その境界がぼんやりしてくる時期ってあると思うんです。 この本が面白いのは、「結局わたしたちは環境にどう反応しているかでできている」という視点を、生物学のど真ん中から説明してくれるところでした。細胞が環境のシグナルを読み取り、その反応で状態が決まるように、人間の心も“どう受け取るか”で変わる。遺伝に支配されているわけではなく、細胞レベルではもっと柔らかく変わり続けている。そう思うと、自分の生活のどこを整えればいいのかが少し見えてきます。 特に、信念が身体や行動を左右するという話は、自己啓発的な根性論じゃなくて、構造としてそうなっているという説明があるので腑に落ちました。環境を変えることが難しくても、「環境をどう認識するか」を調整する余地はあるんだと気づける本です。 自分の状態を「性格だから」と片づけがちな人ほど、静かに刺さると思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
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