
残業ゼロのノート術 (きずな出版)
石川 和男
PHP研究所 / 2019-02-18
この本について
仕事をしていると、気づけば「今日は何をどこまでやればいいんだっけ」とモヤモヤしながら一日が終わっていくことがあります。僕も以前は、抱えている仕事の量を把握できていなくて、終わらなかったタスクだけが頭の中に残って、帰り道がずっと重かったタイプです。 この本が効いたのは、難しいテクニックではなく、「やることを書き出す」という当たり前の行動にちゃんと意味を持たせてくれたところでした。書き出して見える化すると、今日中に終わらない仕事も、先延ばししていたことも、視覚的に理解できる。翌日のノートに同じ仕事を書き写す面倒さが、自然と行動の後押しになる。さらに、仕事を細分化して一つずつ〆切をつけると、パーキンソンの法則の逆利用ができて、気づくと手が動いている。どれも「やろうと思えばできるけど、実際には続かない」領域に現実味を与えてくれました。 個人的に一番変わったのは、モヤモヤしたら反射的に紙へ書き出す習慣がついたことです。SNSや突発のタスクに気を取られても、「後でやる」と書いてしまえば、頭の中から追い出せる。結果として集中できる時間が少しずつ増えて、1日の密度が上がった実感があります。 こんなふうに、タスク管理に苦手意識があるのに忙しさだけは増えていく人に、とても相性のいい本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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