
自分一人で学び、極める。
山口謠司
フォレスト出版 / 2019-03-16
この本について
忙しく働いていると、「この勉強って自分の血肉になってるのかな」とか、「調べても調べても判断に自信が持てない」といったモヤモヤがじわっと湧いてきませんか。私も同じで、学んでいるはずなのに、いざ選択の場面になると理由を言語化できず、どこか心許なさが残ることが多かったです。 『自分一人で学び、極める。』は、その手探りの状態に少しだけ灯りを足してくれる本でした。とくに刺さったのは、学びって科目や資格よりも「人の心を知ること」に行き着くという視点です。自分の選択を説明できる力は、知識量というより、相手の立場や背景を想像できるかどうかで決まってくる。ここを言語化してくれるだけで、勉強の方向性がだいぶ整いました。また、「学ぶだけでは浅くなるし、考えるだけでは独断に落ちる」という指摘は、手を動かすことと立ち止まって考えることの両方が必要だと、現実的なバランスを示してくれます。 それに、環境を整えるとか、刺激を取りに行く態度を保つといった話も、努力論ではなく「続けるための地ならし」として語られているので、無理なく受け取れました。独学で進んでいるつもりで足踏みしている人に、ちょっとした軌道修正のヒントをくれる本です。 自分の判断に芯を通したい人に、特に向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの43%が集中しています。
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