
黒部源流山小屋暮らし
やまとけいこ
山と溪谷社 / 2024-02-14
この本について
日々の予定に追われていると、頭のどこかで「もっと広い世界を感じたい」と思うのに、スマホの画面から離れられないまま一日が終わってしまうことがあります。やりたいことはあるはずなのに、生活が細かいノイズで埋まっていくような感じです。 『黒部源流山小屋暮らし』を読んでいる人が保存していた部分を見ると、派手なエピソードというより、山小屋を支える人たちの「具体的な手間」や「現場の知恵」に惹かれているように見えました。暗い時間帯だけ発電機を回す工夫や、荷物を人力で担ぎ上げる昔の話、微生物が働く条件まで気にしながら生活を回していく姿。どれも特別なことをしているわけではないのに、暮らしの輪郭がくっきり見えてきます。日々の雑音に流されがちな自分にとって、こういう“生活を自分の手でつくる感覚”は、思い出すと少し姿勢が変わるんですよね。 この本は、自然礼賛とかスローライフ的な理想を押しつけてくるタイプではなく、淡々とした山小屋の日常から、「自分の生活ってどこまで手触りがあるだろう」と考えるきっかけをくれます。変わった登山客が訪れる小屋でのやり取りなんかも含めて、山の向こう側に人間くささがしっかりあるのが心地いい。 日常の速度に少し疲れたとき、生活を“運用”ではなく“営み”として見直したい人に刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




