
百年先が見えた男 (PHP文芸文庫)
江上 剛
PHP研究所 / 2019-05-08
この本について
仕事でも人間関係でも、自分の立ち位置をどう保つかってけっこう悩みませんか。前に出すぎても空回りするし、引きすぎても存在感が薄くなる。その匙加減が分からなくて、気づけば「もっとちゃんとやらなきゃ」と自分を急かしてしまう。僕もよくそういうモードに入ってしまいます。 この本の中で、多くの人が保存していた一節があります。「いつも二番か三番のような謙虚な気持ちでいなければならない」。大原家に受け継がれた考え方が語られる場面で、声高な教訓ではなく、ただ静かに“長く続くものの姿勢”が描かれているんですよね。読んでいると、焦って前に出ることだけが成長じゃないんだと、肩の力がふっと抜けます。 僕自身、この本から効いたのは二つあります。ひとつは、物事を百年単位で見る視点があると、目の前の勝ち負けばかりに心を持っていかれなくなること。もうひとつは、謙虚さを「控えめにする」という意味ではなく、状況を受け取り続ける姿勢として捉えると、行動がむしろぶれにくくなること。大きな声では語られないけれど、じんわり使える視点です。 即効性のあるノウハウを求める人には向かないかもしれません。でも、今の自分の歩幅にモヤモヤしている人、焦りと向き合いながら丁寧に進みたい人には、静かに刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの100%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本の後に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要






