
仕事の不安・悩みがなくなるロジカルシンキング
苅野進
あさ出版 / 2019-08
この本について
仕事をしていると、なぜか「完璧にしなきゃ」とか「絶対に成功する案じゃないと出しちゃいけない」と構えてしまうことがありませんか。頭ではそんなゴールは存在しないと分かっていても、いざ上司や顧客を前にすると、不安のほうが先に立って足が止まる。しかも、その不安をうまく言語化できずに、自分でも何に詰まっているのか分からないまま抱え込んでしまう。少なくとも自分はずっとそのタイプでした。 この本が良かったのは、そういう「なんとなく不安」を、曖昧なままにしないための視点をくれたところです。満額回答を目指して動けなくなる癖も、実は“正しい期待値”を相手と共有していないだけだと分かると、急に身軽になります。途中段階でも一度上司に見せてみるとか、案の良い面と悪い面を両方そろえて話すとか、行動レベルで変えられる手が多いのもありがたいところです。特に「バッドストーリーを先に共有しておくと信用につながる」という考え方は、自分の中の仕事観を書き換えるくらい効きました。 もちろん、この本を読んだからといって不安がゼロになるわけではありません。でも、不安とつき合うための“持ち物”が増える感じがあります。完璧主義で動けなくなる人や、リスクの扱い方がずっとモヤモヤしている人には特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの47%が集中しています。
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