
10秒で新人を伸ばす質問術
島村 公俊
東洋経済新報社 / 2019-09-20
この本について
新人の育成って、「自分の業務もあるのに、説明しているうちに一日が終わる…」みたいな日が続きやすいですよね。しかも人によって理解のツボが違うから、昨日うまくいった教え方が今日は通じない、なんてことも普通にあると思います。自分もそこにずっとモヤモヤしていました。 この本が役に立ったのは、「育成担当ががんばる」前提そのものをいったん外してくれたところです。例えば、周囲に協力を事前にお願いしておくことで、新人が困った時の“止まる時間”を減らすという発想や、いない時でも新人が迷わないように、5W1Hでメモを残させたり、先回りして説明を用意しておく工夫。どれも特別なスキルじゃなくて、現場で今日から試せるものでした。そして業務の全体像や目的を最初にきちんと示すことで、細かい指示の回数が減る感覚もありました。 「育成って、自分ひとりで抱え込まなくていいんだな」と思えたのが、この本のいちばんの収穫です。新人がつまずくポイントを潰していくというより、そもそもつまずきにくい環境をつくる、という方向に視点が変わりました。 自分と同じように、「新人が止まるたびに呼ばれて、気づけば一日が溶ける…」と感じている人には特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
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