
ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」
丸 幸弘 and 尾原和啓
日経BP / 2019-09-21
この本について
仕事で新しい打ち手を考えるたびに、「結局どの技術に目を向ければいいのか」「そもそも何が課題の本質なのか」が分からなくなることがあります。目の前の改善案は思いつくのに、大きな変化につながる気がしない。自分の発想がどこか“既視感”だらけに感じる、あのモヤモヤです。 この本は、そんな行き詰まりを強引にこじ開けるというより、視点そのものを少しずらしてくれるタイプでした。たとえば「枯れた技術でも組み合わせれば社会を動かせる」という話は、最先端を追い続けないと価値が出ないと思い込んでいた自分にはかなり効きました。また、国や地域ごとの変化受容性を踏まえて考える「4D思考」は、技術を見るときの地図が一枚増えたような感覚があります。さらに、社会課題を“慈善”ではなく事業として扱うために必要な時間軸や、ソーシャルバリディティの発想は、日々の仕事にも置き換えがききます。 大きな言葉より、実際にどう行動が変わるかを示してくれるので、読み終えてから「今ある技術で何ができる?」と自然に考え始められるのがこの本の良いところだと思います。自分の思考が狭くなってきたと感じる人に特に刺さるはずです。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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