
CHOOSE CIVILITY (チューズ シビリティ) 結局うまくいくのは、礼儀正しい人である
P・M・フォル二
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2019-09-27
この本について
職場でも日常でも、人と接するときに「なんでこんなに気を遣うんだろ…」とか「もう少し上手くやれた気がするのに」と思う瞬間ってありますよね。相手の反応ばかり気にして疲れたり、つい強い口調になって後悔したり。自分も同じことでぐるぐるしていた時期に読んだのが、この本でした。 『CHOOSE CIVILITY』は、いわゆる“いい人になれ”という話ではなくて、礼節を行動レベルでどう扱えば人間関係がラクになるかを説明してくれる本です。たとえば、相手が嫌がっている気配を察して距離を置くことや、穏やかな声のトーンを保つだけで場の空気が変わること。あるいは、ほめ言葉を受け取る姿勢が、自分の無力感を減らすことにつながる、という視点も印象に残りました。どれも大げさではないけれど、明日から試せる小さな動き方ばかりです。 個人的に効いたのは、「相手はいい人だと想定して接する」という考え方でした。相手に甘くなる、という意味ではなく、そのほうが自分の振る舞いが落ち着くし、結果として余計な摩擦が減る。礼節って、自分を守るための技術なんだなと実感しました。 人との距離感でよく疲れてしまう人や、職場の空気を少しでも良くしたいと感じている人には特に刺さると思います。無理にキャラを変えなくても、行動の“微調整”だけで楽になる余白がまだあるんだと気づける一冊でした。
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