
最高の集い方――記憶に残る体験をデザインする
プリヤ・パーカー and 関 美和
プレジデント社 / 2019-10
この本について
会を開くたびに、「なんとなく集まっただけで終わる」「みんなに楽しんでほしいと思うほど、目的がぼやける」みたいなモヤモヤがずっとありました。仕事でもプライベートでも、場づくりって難しいわりに、うまくいかなかった理由が見えづらいんですよね。 この本は、その“見えない原因”を丁寧に言語化してくれました。特に効いたのは、目的があいまいなまま人を集めないこと、そして「誰を招くか」以上に「誰を招かないか」を決める重要性。言葉だけ聞くと排他的に思えるけれど、むしろ多様性を守るための線引きなんだと腑に落ちました。また、事前にワークブックを送るなど、準備の段階でゲストの意識を温めていくプロセスも、実際に運営の質を変えてくれます。場は当日だけでなく、始まる前からつくられていくものなんだと実感します。 「人が集まれば何とかなる」と思いがちな人ほど、この本の示す“主催するという行為”のリアルさが刺さるはずです。偉そうな理論ではなく、主催者としての迷いや葛藤に寄り添いながら、次に一歩踏み出すための視点をくれます。集まりをもっと大事に扱いたい人にちょうどいい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの35%が集中しています。
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