政治学者、PTA会長になる

政治学者、PTA会長になる

岡田 憲治

累計読者数20
平均ハイライト数 28.9件/人
star総合評価 78/100
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この本について

PTAでも職場でも、やる側の気持ちと仕組みが噛み合わない場にいると、何をどう頑張ればいいのか分からなくなる時があります。やたら細かい手順書、引き継ぎの山、正論だけが空回りする会議。自分が疲れている理由が、相手の「不安」や「言葉の届かなさ」だったと気づくのって、けっこう後になってからなんですよね。 この本は、そこを丁寧に言語化してくれます。例えば、みんなが「任意のはずなのに嫌々やっている」状態に陥る背景を、作者自身の一年目の苦労から描いてくれる。あるいは、役割を担う人がオペレーター的なのかリーダー的なのか、その違いを言葉にしてくれるだけで、目の前の人の行動の意味が少し透けて見えるようになる。そして、自分の言葉が届かないのは相手が悪いからではなく、「受け取る基盤」が違うだけなんだという視点も、けっこう救われます。 結局のところ、派手な改革の話ではなく、「今そこにいる人たちとどう気持ちよくやるか」を軸にしてくれる本です。組織をぶん回す力より、関係を整える視線の方が必要なんだと実感します。 「なんでこんなに小さな集まりなのに疲れるんだろう」と感じている人ほど、落ち着いて読める一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

足を踏み入れたそこは、まるで魔界...!?うっかり会長を引き受けた政治学者が見たPTAの実態と失敗だらけの3年間を描いた奮闘記
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