
危機と人類(上) (日本経済新聞出版)
ジャレド・ダイアモンド, 小川敏子, and 川上純子
日経BP / 2019-10-25
この本について
最近、仕事でも日常でも「何を変えるべきで、何を残すべきか」がよく分からなくなる瞬間が増えました。全部を刷新したい気持ちと、急に守りに入りたくなる気持ちが混ざって、結局どっちつかずになるあの感じです。そんなときに読んだのが『危機と人類(上)』でした。 この本が面白いのは、国家レベルの話をしているのに、自分の悩みにそのまま落とし込めるところです。たとえば「機能している部分と、機能不全の部分をどう見極めるか」という視点は、明治日本やフィンランドの事例として語られるのに、読んでいる側は自然と自分の仕事や生き方に引き寄せて考えてしまいます。また、危機に陥ったときにまず行う「囲いをつくる」という発想は、問題を大きく捉えすぎて動けなくなる人にとって、かなり実用的な手がかりになると思いました。さらに、各国がなぜ判断を誤ったのか、どうして踏みとどまれたのかといった部分は、組織の意思決定に悩んでいる人にはそのまま効いてきます。 歴史の話が中心ですが、読み終わると「自分の状況をどう評価し直すか」という問いが静かに残る本です。表向きの成功や失敗ではなく、どんな前提で選択していたのかまで踏み込んでくれるので、判断に迷っている人ほど刺さると思います。 変化に疲れつつも、どこかで軸を持ち直したい人に向いている一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




