
サブスクリプションシフト DX時代の最強のビジネス戦略
荻島 浩司
翔泳社 / 2020-01-14
この本について
DXとかサブスクって言葉だけが一人歩きして、結局「自分の仕事だと何を変えればいいんだろう…」と手が止まること、けっこうあると思います。僕もまさにそこで迷っていた側で、ツール導入を“デジタル化した気分”で終わらせていた時期がありました。 この本が刺さったのは、DXを「媒体のデジタル化」ではなく、ビジネスモデルそのものの再設計として語ってくれたところです。特に、サブスクリプションを成り立たせるために「高く仕入れて、安く売る」という一見逆説的な発想や、カスタマーサクセスを単なるサポートではなく“顧客の事業成長にコミットする仕組み”として捉えている点は、現場の悩みにかなり接地していました。単にクラウドに乗せればいい話ではなく、開発から営業までが一つのサービスに見える体制づくりが必要だという指摘も、自分の組織の詰まりを考えるヒントになりました。 読み進めていて気づいたのは、SaaSの話に見えて、結局は「自社の価値をどうつくり直すか」という問いなんだということです。オリジナル性を欠いたサービスはレッドオーシャンで疲弊するし、個別カスタマイズに流れると未来の足かせになる。その現実を数字や構造で示してくれるので、判断の腰が重い人ほど効くと思います。 既存事業の延長に限界を感じはじめている人や、「DXって結局何を変える話なの?」で止まっている人にちょうどいい一冊です。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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