
銀座のママが惚れる 一流の男
日髙利美
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2019-11-22
この本について
人間関係で妙に疲れたり、「嫌われたくない」と気を使いすぎて自分がどんどん小さくなる感じ、けっこう誰でも経験あると思います。僕も仕事の場で、言いづらいことを飲み込んでしまって後からモヤモヤが残ることがよくあります。でも、この本を読むと、そのモヤモヤの正体が少しだけ言語化されて、どう振る舞えば気持ちがラクになるのかが見えてきます。 特に刺さったのは、銀座の一流の人たちが「人から好かれようとしない」ことで、かえって落ち着いた関係をつくっているという話。無理に好かれようとすると、結局は相手にも自分にも負担がかかる。小さな約束を丁寧に守ったり、店員さんにも気軽に声をかけたり、当たり前に見える行動を積み重ねるほうがよほど誠実で、信頼も自然とついてくるんだと腑に落ちました。 それから、「言いづらいことをちゃんと伝えてくれる人は本当に優しい」という視点も救われました。相手のために言うのではなく、お互いが気持ちよく付き合うための姿勢なんだと思えると、少し勇気が出ます。 銀座という特殊な世界の話ではあるけれど、そこで観察された振る舞いは日常でも使えるものばかりです。自分の価値観で動きたいけれど、現実の人間関係ではついブレてしまう…そんな人に静かに効いてくる本です。
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