
白石範孝の国語授業の教科書
白石 範孝
この本について
授業づくりで迷うときって、「どこを押さえればいいんだろう」「子どもが本当に理解できているのか見えない」といったモヤモヤが積み重なっていくんですよね。自分も教材研究のたびに遠回りしてしまって、結局“勘”で教えているような感覚に陥ることがよくありました。 この本は、そういう不安を“整理してくれる”感じに近いです。たとえば、形式段落に番号を振るだけで授業の流れが一気にクリアになる話や、「主語を押さえるだけで説明文の何について書かれているかがつかめる」という指摘。どれも派手ではないけれど、実際の教室で“効く”視点ばかりです。音読して、段落で押さえて、問いと答えの位置をつかんでいく。やってみると、子どもが迷うポイントが見えてきて、こちらも無理に解釈を押しつけなくてよくなるんですよね。 文学でも説明文でも「三段階の読み」という一本の流れを提案しているところも、行き当たりばったりになりがちな授業の支えになります。特に、語り手の立場を意識するだけで鑑賞がひっくり返る話は、読者の感想をどう扱うか悩んでいる人にはすごくリアルに響くはずです。 授業を“うまくやる”というより、子どもの読みをどう育てるかに向き合いたい人に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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