
授業改善8つのアクション
石井 英真
ミネルヴァ書房 / 2018-07-31
この本について
授業づくりって、やればやるほど「これでいいのか…」と足が止まることがあります。子どもが動かないのは自分の力量不足なのか、そもそも授業の組み方を見直すべきなのか。そんなモヤモヤを抱えたまま、目の前の授業だけを何とか回している方は多いと思います。 この本は、魔法の方法を教えてくれるわけではないのですが、子どもの姿を起点に授業を組み直すと何が変わるのかをすごく丁寧に示してくれます。たとえば、発言を活性化するために「話型」を使う学校もあれば、あえて縛りを外して自由な発想を尊重する学校もある。やり方は一つじゃないけれど、どちらも“子ども自身が知識を獲得していくプロセス”を大事にしていることが伝わってきます。また、教師同士が同じ目標に向かって学び合うことが、結局は子どもの学びを変えるという視点も腹落ちしやすいです。机を取り払って車座で授業を語り合うエピソードなど、現場目線の工夫が多くて、自分の学校でも試したくなります。 「今のやり方を続けていても、子どもが本当に学び始める気がしない」と感じている人には特に刺さると思います。授業の型を増やす本ではなく、“見方”を変えることで授業が自然と動き出す、その感覚を思い出させてくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの37%が集中しています。
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